2010年10月28日木曜日

slowly...but steadily.

久しぶりのblog更新。

どうしても秋は体調が悪くなる。
原因はハッキリしているのだが、毎年その原因に勝てずにいる。

私は月に一度くらいのペースで友人達数名のカウンセラーのようなことをしている。
それぞれにつながりはなく、それぞれが私に薬のことで頼ってきたのが始まりである。

私はカウンセリングの専門家ではないし、どこまで彼女達の気持ちを汲み取れているのか定かではない。
それでも、彼女達が頼ってくれて、笑顔になってくれて、その後のことを報告してくれたりする限り、続けてあげたいなと思う。

だけど、この季節は私自身にその余裕が無い。
常に心の中にもやもやが居座っている。
時に暴動を起こす。

とても人にアドバイスを出来るような精神状態にない。
なので彼女達にも少しだけ事情を話して、遠慮してもらっている。申し訳ないなと思う。

そして出来る限り穏やかでいられるように、部屋を綺麗にして、お気に入りの音楽を流し、趣味に没頭する。
そうすることで、ある程度はリラックスでき、なおかつ余計なことを考えずに済む。

ここ数日は優しげな音楽をBGMに、ひたすら編み物をしている。
今日もCat Stevensを聴きながら編む、編む、編む。




一気に前身頃の左半分を編み上げた。
出来上がっているのは、まだ後身頃とこの前身頃半分だけ。まだまだ先は長い。
けれど、少しずつ、でも着実に、カタチになっていくのが楽しい。


4年前、それまでに少しずつ積み上げてきたつもりでいた私という人間を、見事に破壊された。
いや、自分で破壊してしまったのだ。
耐え切れなかった自分に責任があるし、その引き金が引かれてしまったのには私にも原因があったはずだ。

その後、私はまた自分を少しずつでも創り上げられているだろうか。
今度は編み物のように少しずつ少しずつで構わないから、失敗することなくきちんと積み上げていきたい。

音楽が流れていなくても、毛糸と編み棒がなくても、リラックスできて身体が幸福感で包まれる…
そんな相手がいることを、本当に感謝しているし奇跡のように思っている。

私はどれだけその感謝を伝えられているんだろうか。

私はどれだけ彼に幸せを感じさせてあげられているんだろうか。


4年が経っても未だ乗り越えられないものがあるような軟弱者だけど、ちゃんとちゃんと伝えたい。

そしてその姿勢が自分を成長させることにつながったら、素敵だと思う。

2010年10月13日水曜日

羽。翼。…持てるはず。

今の家に引っ越して9年弱、それまで長い間マンション住まいだった私が一度やってみたかったことを、やっと今日やってみた。

とっても簡単なこと。






“屋根に登る”






そんなこと?って声が聞えてきそう。
…そんなことですw


17年間8階に住んでいたので、高さとかそういうのは関係ない。
“屋根の上”っていうのに憧れがww



いつも過ごしている部屋。
…狭い世界だなぁ。


強い光に誘われる。


少し高いだけだけど、気持ち良い。
いいな、屋根の上。
飛べそうな気がする。。。


世界は広い。ずっとずっとずっと広い。


知らない世界が沢山ある。
むしろ知らない世界ばかり。

しょんぼりしている暇なんて無い。

ぐらぐら揺れ動く心を止められない日もある。

でも、せっかく生きているんだもの。

大好きな人もいる。大好きなものもある。

支えてくれる人もいる。


人生楽しまなくちゃ。
綺麗な世界を観よう。
綺麗な世界に飛び込もう。

2010年10月9日土曜日

10月16日。

ようやく、異動が決まった。私じゃないけど。

一言で言えば、彼は空気が読めないと言われる人の典型。
なぜ、どうして、あなたはそこに居るのですか?と聞きたくなる瞬間がしょっちゅう。
ただ、仕事に関してやる気がないのかというと、そうではない。
空回りな感じ?
そう思うとなんだか可哀想になってくるw

そんなわけで、私は彼がうちの店舗に居ることを快くは思っていないものの、
そこまで彼自身に消えてほしいとかそんな風には思っていない。

しかし、問題はそれだけではない。

そんな彼をいちいち気にかける人間もいる。
思ったままにその場で怒鳴る。感情のままに。
自分の頭の中でも整理できてない状態で。
そして、いつまで経っても、あーだこーだ他のスタッフに愚痴る。
特に店長は毎回毎回、報告という名の愚痴をとうとうと語られるので嫌気が差しているのが見て取れる。

その人は私が就職した時既に職場にいた人間だけれど、
実は3年半が経った今でも私は彼女の性格をどうしても受け入れられない時がある。

彼女もまた空気が読めない人間かもしれない。
今何が最優先されるべきなのか、を上手く把握できないタイプ。
そして、キツイ言い方かもしれないが、会話のレベルが低い。
彼女が会話に入ってくることで、その会話が断裂することも少なくない。
とりあえず29歳にもなって、職場の人間と話すのに、自分の両親を“お母さん”“お父さん”と言うのはどうかと思うw

私はもしかしたら、彼女の方をより居なくなってしまえば良いのに、などと思っているかもしれない。
…まぁでも彼女を動かすのはそうとう難しいのでw
彼が異動することで彼女が機嫌を損ねることが激減する、というのが現時点での最良の形なのだ。
私にとっては。

彼がうちの職場に来てからの半年間、本当にいろんなことがあった。

彼自身のせいで、また、2次的なことで、
各スタッフに今まで以上の疲れが滲む。
自然とミスが増える。

ミスをしても、平謝りしたらなんとかなる、という仕事ではない。
命を奪うことにだってなりかねない。

だから、薬局内の人間関係って物凄く大切だ。


ひたすら愚痴のようなことを書いたが、
私は仕事が好きだし、今の職場が好きだ。

少しでも平穏な調剤室が戻ってくることを願っている。

2010年10月1日金曜日

お別れのとき。

Radio-iが昨日2010.09.30の24:00、10年間の歴史に幕を下ろした。


…かなり寂しい。

もともと、このラジオ局を我が家で聴き出したのは父である。
独学で英語を勉強している彼は、ニュースを日本語だけでなく英語や韓国語などでもアナウンスするこのラジオ局を甚く気に入っていた。
10年前放送開始当初、私たちが住んでいたマンションではなかなか電波が拾いにくく、そういった方面に詳しい父が放送を聴く為にあーだこーだ試行錯誤していたのをよく覚えている。

父は音楽に関しては全くと言って良いほど興味が無いw
しかし私にはRadio-iから流れてくる音楽が心地良かった。
特に大学生になってやたら忙しくなってからは、平日の夜、毎日流れてくるJazzを聴きながらウトウト寝てしまうのが至福の時となっていた。
私がJazz好きだけれどあまりジャズアーティストを知らないのは、この習慣からである。
勝手にRadio-iが心地良い音を、空間を提供してくれていた。

今年に入ってからは、私の好きなアーティストが週に一度だけiJを務め出し、結局その番組を聴けたのは数回だけだったけれど、自分のお気に入り同士のコラボは嬉しかった。

昨夜はなんとしても最後の放送を聴かなければと思った。

木曜の仕事は伸びることは滅多に無い。
よしっ!………と思いきや、棚卸。。。

結局木曜にしてはかなり遅くに帰宅。
即行で晩ご飯食べて、お風呂入って…
ラジオを点けたのは22:50頃。
なんとか23:00からのGrand Finaleには滑り込みセーフ。
PCでの生放送配信もセット。

最後の一時間は現在のiJのみならず、Radio-iから旅立っていった懐かしい人たちまで登場。
濃い一時間だった。

あちこちのFM局を渡り歩いてきた
佐野瑛厘とChris Glennが、
「いろんな所に行ったけれど、ここほど居心地の良い場所は無い。」
と二人で語り合っていた姿がとても印象的だった。

最後の最後にプロデューサーやら何やら出てきて…ついに24:00。


無音。



果てしなく続く無音。



大切なものが消えた。
一瞬で。





職場の調剤室では店長の好みで常にZIP-fmが流れている。
私もZIP-fmも嫌いじゃない。

こちらは一転して17周年のお祭りモード。

…そのギャップにさらに胸が痛む。


消えていくもの。

生き残っていくもの。



まだ私の中では上手く整理できていない。

ラストの曲は、
Thank You for the Music / ABBA

ありがとう。
さようなら。