2011年1月29日土曜日

断髪。

昨日、バッサリ前髪を切った。

本当に思いつきだけで、15cmくらい。自分でハサミを入れた。
月1で美容院に通うような女性の方々には信じ難い行為かもしれない。

だけど、私はいつも突然、強い衝動に駆られて切りたくなる。
今すぐっ!!!って。

さすがに全体に短くするときには美容院に行くが、前髪だけならいつも自分で切る。
それでとくに後悔もしない。

“切る”という行為に満足するからだ。


“髪を切る=失恋”なんて言われる時代があったが、ちょっと極端過ぎとはいえ、そこに含まれる意味合いとしては間違いではないと思う。
やはり何か迷いがあったり、切り捨てたいものがあったりする時に起きやすい感情なのではないか。
少なくとも、私の場合はそうである。


では、今の私は一体何に迷っているのか。

全てだ。
分からないことだらけ。


“周りの人間が、新しいことに踏み出したり結婚を機に転職したり、変化を求めて動き出すと、自分だけが取り残されて止まっているようで、これで良いのかという強い不安感に襲われる”
そんなようなことを先月号だか先々月号だかのOggiに中野美奈子が書いていた。

普段、女子アナという言葉を聞いただけでも軽い嫌悪感を覚える私だが(偏見です。すいませんw)、妙に共感してしまった。
(この号に限らず、彼女の連載コラムはなかなか面白い。)

そして、この後、このコラムはこんな感じで続く。

“でも、止まっている者には、留まっているなりの、「覚悟」と「意志」がある。
先日、髪型を変えた。そんな些細な変化でも、気分がガラッと変わるものだ。
それで良いじゃない、と思える。”


「覚悟」と「意志」か。

私も、変わりなく留まっていることを、ただなんとなくではなく、こんな格好良い言葉で言える人間でありたい。

そしてそのためには、本当に平坦で何も無い毎日ではなく、やはり変化が必要なのだ。



余談だが、これを書き進めるうちに、カットモデルに誘われていたのを思い出したw
返事しなきゃな。
せっかくだから長さ変えなくても良いなら受けようかな。
スッキリするかもしれないし。

2011年1月28日金曜日

たまご達が運んでくるもの。

1月中旬あたりから、薬学部の5年生が実務実習に来ている。

我が職場は1年を通じて研修生や研修扱いの職員の出入りがなかなか激しい。
薬剤師会にとっても、会社の人事の人間にとっても、受付処方箋枚数が毎月3000枚超(区内断トツ1位らしい…)でなおかつ処方内容が多岐に渡る薬局は目に付く存在なのだろう。

今年度は、
4月頭~ 研修社員2名(1名は3週間、1名は5ヶ月間)
5月頭~ 研修社員2名(3週間)
5月中旬~ 実務実習生1名(10週間)
11月頭~ 医療事務研修社員1名(4週間)
1月中旬~ 実務実習生1名(10週間)
2月頭~ 医療事務専門学校生1名(4週間)
以上の研修日程が組まれた。

薬学部1・2年生の早期体験実習など、1日限りの実習を入れれば更に沢山の学生が出入りしている。
今は今年度第3期の実務実習生を受け入れながら、既に来年度第1期の実習生の受け入れ調整をしているところだ。

そんな実務実習生。
実習が第3週に入り(全10週強)、実際に患者さんを前に服薬指導をするようになった。

第3期ということで、先に病院実習をこなしている彼女。
第1期に受け入れた学生と比べると少しは慣れている様子。

だけれど、やっぱり明らかに見て取れる緊張感。
初々しい。

早めに朝やってきて、外用ステロイド剤や抗生剤、降圧剤などの詳しい分類を商品名と照らし合わせたりして毎日一生懸命だ。

患者さんの反応に対して上手く切り返せない。
助けを求めるような視線が来る。

よほどおかしな質問が来たときには助け舟を出すが、殆どの場合は笑って頷いてみせる。
大丈夫、と。
今のところ、彼女に投薬させるときは、性格的にも穏やかで薬もクセの無いものばかりの人を選んでいるからだ。

そんな彼女も、あと数週もすればきっと表情が和らいでくる。


1年間でこれだけの人数をこれだけの日数をかけて、レギュラースタッフ6名で育てるのは結構な負担がかかる。
それでも、なんだかんだ言いながら、楽しんでいる自分がいる。
そういえば、昔から部活でも後輩に教えるのは好きだったな。
なにかしら、自分に返ってくるものもあるし。勉強になる。

認定実務実習指導薬剤師(実務実習の育成主任のようなもの。)の資格を取るのには、実務5年以上が必要だ。
ワークショップ受講申請の時期を考慮すると、私は最低でもあと丸2年は取れない資格である。
その時にはまた色々と情勢が変わっているかもしれない。
けれど、今年度1年でとても興味の湧いた資格のうちの1つ。

そう思えただけでも、実習生や研修社員を受け入れた価値があると思う。
あとは、それを自分でどう広げていくか。

…まぁそれが難しいんだけどw
ぐるぐるでも、もやもやでも、良いから考え続けようと思う。

2011年1月8日土曜日

虚無。

一周忌。
2010年は友人の信じ難い知らせで幕を開けた。
友人とはいっても数回しか会ったことはないのだが、それにしたって哀しかったし、虚しかった。

そして、2011年。
今年は友人から流産したという、これまた信じ難い知らせが入った。


…もう何をどうしろというのだ。

どうして。
どうしてどうして。

どうして。


ただただ、その言葉だけが頭の中を駆け巡る。



彼女はまっさらな自分に戻るために、来週から精神科に入院する。
それが自分にとって、彼にとって、一番良いと判断したそうだ。

彼女の生い立ち、性格…
時々、相談を受けていて色々と知っているが故、心配で仕方がない。

でも、彼女は笑顔で皆に会う準備をこれからする。

私がすべきことは、そんな彼女を笑顔で迎える準備だ。

2011年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます。

明けましたね、2011年。


年始早々、ラルクのカウントアップライヴを最初と最後だけ観て(途中は初詣行ってた)、5月のライヴ情報発表聞いて、やっぱりテンション上がり気味な私ですが。

でもね、あくまでもラルクのお話なわけです。

ファンはファンです。それは否定しない。
けど、私にはもっと身近に、目の前に、大切にしたいもの、しなければならないものが沢山ある。
そう思うんです。

FCにも一応入ってますが、webとかでとにかくhyde、hyde言ってたりする人達のことは、実は昔から苦手だし、自分とは違う世界の人達だと思ってます。

そのあたり、周りの人達になかなか上手く伝わらないのだけれど、私の中ではずっと前からハッキリしていることです。


んで、2011年。
2011年は、そういった大切なもの達を、当たり前のように大切にできる人になりたい。
そう思います。

恋人にしろ、友人にしろ、仕事にしろ。

常にきちんと向き合っていたい。
素直でいたい。
貪欲でいたい。

単純なことだけれど、単純なことほど難しかったりする。

でも粘り強く、根気良く、地道だけれど着実に、進みたい。
それが私の思う、自分の持ち味だから。


とりあえず、明々後日、2011年初出勤。
薬剤師5年目を迎える今年は馴れ合いから生まれる自分への甘さを捨て去って、さらには新しいことにも手を伸ばしたい。


2011年、振り返った時に、“頑張ったな”と思える年になるように。
日々精進、日々前進。


そんなわけで、また1年、よろしくお願いいたします(*´∀`*)