2011年4月17日日曜日

喜。

嬉し事。

ある日の事。いつも通り患者さんの名前を呼ぶ。
すると本人以外に反応する患者さんが。友人らしい。
私の目の前でお喋りを始めるオッサン2人組w

患者②「元気~?元気じゃねーか、こんなトコおるんだもんなぁ」
患者①「元気だよー。俺風邪とかじゃねーもん。皮膚科~。」
②「なんだー。さては美人薬剤師に相手してもらいに来たな?」
①「何言ってんだよー。俺はいつもコイツに虐められてんだよ!怖いからこの名前(私の本名)は覚えとけよ~。」
②「マジか。覚えとくわ!要注意要注意。」
私「ちょっと①さん!!そんな事は言いふらさなくて良いの。」
①「あ、そっか。秘密だったか。ごめんごめん。じゃ、秘密ってことでw」
私「そそそwてか、私だって値良かったら褒めますよ!」(いつもは皮膚科じゃない。)
①「そーだよなー世話になります…」

…こんな和やかな会話が繰り広げられると幸せな気分になる。

地域医療、地域医療っていうけど、私は薬局こそ地域医療の極みだと思う。
病院でももちろん可能だと思う。
でも病院薬剤師が関与する患者は主に入院患者である。外来が院外処方ならなおさら。
入院というのは、それが必要だからこそそうなるのであるが、患者の普段の生活を取り上げて治療するものである。
それに比べ、調剤薬局薬剤師は関与が浅いと思われがちだけれど、患者の普段の生活を見ることが出来る。
普段の生活の中でどう改善していくべきか考える、それこそが最も必要なものだと私は思う。
入院して一時的に治っても、元の生活に問題があるのならば、それは意味を持たない。

そういった意味で患者の「普段」「普通」に関与したいので、患者がラフに話しかけてくれたり、冗談を言ってくれたりするのが何よりも嬉しいのだ。

そして会話から広がる無限の世界。

今日も仕事をしていて楽しみを感じる。
そして勉強すべきことがまだまだ沢山あると感じる。