2012年12月2日日曜日

認めるということ。

それぞれのやり方があるのではないでしょうか。

別の道を行く決断をしたからといって、相手を否定しているわけではなくて。
寧ろ、認めているのではと思うわけです。

察するに、別の人の目星がついていたわけではなく、ゼロから“適役はいないか”という意思を持って探したようじゃないですか。

勿論、今回大役を任された方々は、気に入られて、というのは当たり前のお話ですが…
外された方々だって、“この人達はこのアレンジには合わない”と判断=彼がそれぞれの持ってる特徴だったりオーラだったりを理解している、ということだと思うんですよね。
それって、全然否定しているわけではなくて。
無理やり、“今回こうなったから俺色に合わせてね”って押し付けるより、ずっと敬意を払ってると思うんですよ。

彼はプロなわけです。
そしてサポート側だってプロなわけです。
ドライすぎるとかそういう話じゃないんです。

それに対して、こちら側が気に入るか否かは自由。
賞賛するのも酷評するのも自由。
ついて行くのも離れていくのも自由。

ただし、自分の感覚で、自分の耳で、判断を下しなさい、と思うのです。

聴かせる側は、恐らく誰一人としてネガティブな考えの下に決断なんてしてません。
こちら側も誠意を持って全力で楽しみに行きたい、と私は思うのです。



最後に。
愛ゆえに、という気持ちも分からなくはないのです。
ただ、私は“今”の彼がすごくすごく好きで仕方ない派なのです…
まぁ全体から見ればマイノリティ派でしょうね。
だからちょっとキツイ意見になりがちかも。
中立ではないので、その辺ご考慮いただければ幸いです。

2012年11月11日日曜日

じれんま。

相変わらず、色々なところで、色々な人に、
何でもできる人だね。ハイスペックだね。
とか言われる。

全然意味が分からない。

…いや、分かることは分かるかな。

ただそれは真の私ではないわけで。


相変わらず、他人に隙を見せるのが苦手だ。
本当は力抜きたい。ふにゃーってしたいw


だけど、周りがそう言えば言うほどに、私はまた取り繕う。
面倒な性格だ。


原因はどうしようもないほどの負けず嫌いにあると思う。
そして‘負けない’ために頑張ってる姿を見せるのも大嫌い。
…結果、なんか天才肌がいる、という印象になるようだ。

あぁ、面倒。


なんで皆そんなにのほほんと力抜いて生きられるのか。
一瞬一瞬が惜しくて、興味あることにあれこれ突っ込んでいってしまう。
心の余裕が欲しいと思いながらも、自ら無くす方向に進んでる。


最近、10年以上前にほんの少しだけお付き合いした元彼と仲良くなった。もちろん友人として。
話してて、意外とあなた私のこと知ってるのねって思うw
そんな彼に言われた言葉。
その顔で、その格好で、その趣味の広さで、おまけに薬剤師って言われたら、
こっちはどんなスペック備えて挑んだら分かんねーよ、って思われるよ?
…やっぱそう見えるんだなぁ。


深呼吸しよう。

2012年9月30日日曜日

感動の種類。

台風がなかなかに酷いので、珍しく引き篭り。
ずっと放置していたブログなんぞ開いてみたり。

書きたいことは沢山あったのですが、その時々でtwitterやらなんやらで吐き出してしまっていて。
今年度に入ってからは仕事が忙しくなったのもあって、瞬間的な書き込みで終わるそちらに依存気味です。
でも、本当はしっかり時間を取って、きちんと振り返りたいんよね。
時間の使い方がいつまで経っても下手くそな自分が憎いw


周りの結婚ラッシュで時間とお金を吸い取られw、加えて仕事も慌しくなり、
それでも負けじとライヴには行ってたり。
寧ろ、年間本数的には過去最多ですわ。

L'関連が沢山動いてるのは勿論大きな理由の一つだけれど、それだけじゃなくて。
私にとってライヴに行く事は、色んな普段見れない世界を見て感じ取れる大切な事なのよね。

その影響を与えてくれるのは、アーティスト達だったり、私と同じ立場のオーディエンス達だったり、また、ライヴのために訪ねていったその土地の人達だったり。
色々なんだけど、やっぱりやっぱり、アーティスト達に大きく心動かされる。

それも、色んな形があって。

例えば、
L'Arcならその世界観…圧倒的なアーティスティックぶりに感動するんだけど、でも何故か笑いもあって、それでも最後にはメイクが落ちるほど号泣したり。
なんだか別世界の人達なんだけど、寄り添ってくれるような気がしたり。
不思議な人達。
洋楽…私が行くのはたいていUKだけど。彼らに関してはもう存在が異世界。
音も、演出も、MCも、私の知らないものを見せてくれるから、とても惹きこまれる。

そして、私が大好きなアーティストの中でもトップを争う2人が、あまりに対極で我ながら面白いと思う。

yukihiroとAnis。

yukihiroのソロプロジェクトであるacid androidは、よほどじゃない限り、MCは全く無い。全く。
ひたすらに、音の波を叩きつけてくる。
ギター2本だからこそ成せる恐ろしいほどの音圧と常にシャウトのようなイカれたヴォーカル。
説明することなんて何もねーよ。感じ取れ。と言わんばかり。
その徹底ぶりを目の前に必死で感じ取ろうとするんだけど、ちょっと油断するとただただクールでスマートなその佇まいに圧倒されて呆然と立ち尽くしてしまいそうな。
あぁ、本当にカッコいい。(脳内再生したw)

一方で、Anis。メインは曲じゃなくてトークでしたか?と聞きたくなるほど、喋る喋る喋るw
大半はしょーもないこと話してるんだけど、急に心に突き刺さってくるような話をし出したりするから、面白い。真面目な話ばっかりでも、くだらない話ばっかりでも、駄目だと思うんだけど、彼のすごいところは天然でそのバランスを上手く取ってるところかも。あざとさとか、そういうものが一切無い。
一般的な日本人から見たら、有り得ないほどの自由人に見えるんだろうけど、だからこそ信じられないほどの苦労もしてるんだと思う。
MCにそういう体験が滲み出てくること、しばしば。
肝心の唄も、私が世界一好きなヴォーカル、って断言してるくらい素敵。
だからか、ソロでは音源全然無いのに、時々関係者席がとても豪華よねw


yukihiroさんのライヴに行くと、今日のアレンジがどうのとか、衣装がどうのとか、そういうことは言えるんだけど…。
言葉にならない何かを感じ取って帰ってくるから、その受け取った大きな何かをこういう場で表現するのってすごくすごく難しい。脳内はフル回転してるのにね。

逆にAnisの場合は、勿論唄にも感動して、夢心地で帰ってくるんだけど。
MCで伝えてもらった大切な言葉達を忘れたくなくて、無性にtwitterとかに書き込みたくなる。ブログも書きたくなる。

こないだは、
とりあえず、やっちまえよ。死なないから。
って話をずっとしてたなぁ。
Anisだからできるんだとか、Anisだから住めるんだとか、Anisだから協力してもらえるんだとか、色々言われるけど、何その‘Anisだから’って。って。

正直、ちっぽけな私は、やっぱりそう言われても‘Anisだから’だよ、って思っちゃう部分もあるけれど、うん、でもそうだよなぁ。

やりたいこと、沢山やりたい。
若さが必要なことだって、絶対にあるから。
自分の人生の中で、今この瞬間より若い時はもう無いから。
逃さないようにしないとね。

って、言ってると、だからやっぱライヴ行く~!!!ってなっちゃうんだよね私はw
本当にいつもいつも感動をありがとう。


フルマラソン完走と富士山登頂は間違いなく達成したいな。

2012年1月21日土曜日

不器用ですがなにか?

あまりに久々すぎる更新w
あ、あけましておめでとうございます。生きてます。どうも。


ところで、話題になってますね、芥川賞。
恥ずかしながら、都知事の発言云々からの流れをイマイチ詳しく把握してないのでなんとも言えないのだけど。

まぁこの作家さんに偏屈要素があるのは明らかだよねw

…そして私こういう人結構好きですわwwwww

表向き良い顔して裏でグチグチ言うよりずっと良いじゃんw
自分の偏屈要素を隠さずそのまま表に出せるなんて素敵じゃんw
ま、それが記者会見の場ってのがなんとも…って話だけど。


年末に迷った挙句、yukihiroさんのbeautiful daysなるものを購入しました。
なんていうか、完全限定生産って言葉に負けたよねw
…にしてもたけぇーんだよゆきーろさん!!!

で、最初のうちはphotoの方に目を通して素敵素敵騒いでたのだけどw
今ではtextの方が愛読書並みになってます。

彼の考え方も前述の作家さんに共通するものがあるよね。

一見すると偏屈だし扱いにくいし挙句キレるしw
プロデューサーに関わりたくなくてガン無視で小説読んでたとかw
しかもその小説逆さに持ってたとか…wwwww
ハンパねーわ、ゆきーろさん!

でも、読めば読むほど、考えれば考えるほど、当時の彼はその拘りの強さと才能とが空回りし続けて上手く自分を表現する場を見つけられず、周りに認めてもらえず、人間不信になり、閉じこもるからさらに拘りが強くなる…の無限ループの中にいたんだなって思う。

自分を曲げられない、人に合わせられない、素直すぎる不器用な彼が、きちんと自分の居場所を見つけられて本当に良かったなと心から思う。

途中加入なのに普段から彼の発言の端々にラルクへの愛が感じられるのは、そういうことだったのかと、一通りこのお高い本を読んで納得。


そしてなんか色々と感動しすぎて母に向かって語っていたら(正月休みに実家で読んでた)、呆れずに聞いていてくれた母が一言。

“でもさ、そういう人、ちゃんと分かり合えたら絶対可愛いよね”

…オイw
67歳のおばさんが言う言葉か!27歳の娘がいる母が言う言葉か!!

つまり、あれだ。
世間一般的に結婚向きだと言われそうな男を好きになれないのは母譲りか。

こちらも妙に納得納得。