2012年9月30日日曜日

感動の種類。

台風がなかなかに酷いので、珍しく引き篭り。
ずっと放置していたブログなんぞ開いてみたり。

書きたいことは沢山あったのですが、その時々でtwitterやらなんやらで吐き出してしまっていて。
今年度に入ってからは仕事が忙しくなったのもあって、瞬間的な書き込みで終わるそちらに依存気味です。
でも、本当はしっかり時間を取って、きちんと振り返りたいんよね。
時間の使い方がいつまで経っても下手くそな自分が憎いw


周りの結婚ラッシュで時間とお金を吸い取られw、加えて仕事も慌しくなり、
それでも負けじとライヴには行ってたり。
寧ろ、年間本数的には過去最多ですわ。

L'関連が沢山動いてるのは勿論大きな理由の一つだけれど、それだけじゃなくて。
私にとってライヴに行く事は、色んな普段見れない世界を見て感じ取れる大切な事なのよね。

その影響を与えてくれるのは、アーティスト達だったり、私と同じ立場のオーディエンス達だったり、また、ライヴのために訪ねていったその土地の人達だったり。
色々なんだけど、やっぱりやっぱり、アーティスト達に大きく心動かされる。

それも、色んな形があって。

例えば、
L'Arcならその世界観…圧倒的なアーティスティックぶりに感動するんだけど、でも何故か笑いもあって、それでも最後にはメイクが落ちるほど号泣したり。
なんだか別世界の人達なんだけど、寄り添ってくれるような気がしたり。
不思議な人達。
洋楽…私が行くのはたいていUKだけど。彼らに関してはもう存在が異世界。
音も、演出も、MCも、私の知らないものを見せてくれるから、とても惹きこまれる。

そして、私が大好きなアーティストの中でもトップを争う2人が、あまりに対極で我ながら面白いと思う。

yukihiroとAnis。

yukihiroのソロプロジェクトであるacid androidは、よほどじゃない限り、MCは全く無い。全く。
ひたすらに、音の波を叩きつけてくる。
ギター2本だからこそ成せる恐ろしいほどの音圧と常にシャウトのようなイカれたヴォーカル。
説明することなんて何もねーよ。感じ取れ。と言わんばかり。
その徹底ぶりを目の前に必死で感じ取ろうとするんだけど、ちょっと油断するとただただクールでスマートなその佇まいに圧倒されて呆然と立ち尽くしてしまいそうな。
あぁ、本当にカッコいい。(脳内再生したw)

一方で、Anis。メインは曲じゃなくてトークでしたか?と聞きたくなるほど、喋る喋る喋るw
大半はしょーもないこと話してるんだけど、急に心に突き刺さってくるような話をし出したりするから、面白い。真面目な話ばっかりでも、くだらない話ばっかりでも、駄目だと思うんだけど、彼のすごいところは天然でそのバランスを上手く取ってるところかも。あざとさとか、そういうものが一切無い。
一般的な日本人から見たら、有り得ないほどの自由人に見えるんだろうけど、だからこそ信じられないほどの苦労もしてるんだと思う。
MCにそういう体験が滲み出てくること、しばしば。
肝心の唄も、私が世界一好きなヴォーカル、って断言してるくらい素敵。
だからか、ソロでは音源全然無いのに、時々関係者席がとても豪華よねw


yukihiroさんのライヴに行くと、今日のアレンジがどうのとか、衣装がどうのとか、そういうことは言えるんだけど…。
言葉にならない何かを感じ取って帰ってくるから、その受け取った大きな何かをこういう場で表現するのってすごくすごく難しい。脳内はフル回転してるのにね。

逆にAnisの場合は、勿論唄にも感動して、夢心地で帰ってくるんだけど。
MCで伝えてもらった大切な言葉達を忘れたくなくて、無性にtwitterとかに書き込みたくなる。ブログも書きたくなる。

こないだは、
とりあえず、やっちまえよ。死なないから。
って話をずっとしてたなぁ。
Anisだからできるんだとか、Anisだから住めるんだとか、Anisだから協力してもらえるんだとか、色々言われるけど、何その‘Anisだから’って。って。

正直、ちっぽけな私は、やっぱりそう言われても‘Anisだから’だよ、って思っちゃう部分もあるけれど、うん、でもそうだよなぁ。

やりたいこと、沢山やりたい。
若さが必要なことだって、絶対にあるから。
自分の人生の中で、今この瞬間より若い時はもう無いから。
逃さないようにしないとね。

って、言ってると、だからやっぱライヴ行く~!!!ってなっちゃうんだよね私はw
本当にいつもいつも感動をありがとう。


フルマラソン完走と富士山登頂は間違いなく達成したいな。