またこんな内容で申し訳ないのだけど。。。
でもやっぱり書き留めておきたい。
12月6日、大事な命がまた消えた。
4月1日に脳出血で倒れた本社の人だ。
8ヶ月の間、一度たりとも意識が戻ることは無かった。
そして遂にその望みを持つことすら絶たれた。
享年36歳。
いくらなんでも若すぎるだろう。
ちっちゃなお子さんもいるのに。
誰よりも元気で賑やかで、
新年会やら新歓やらゴルフコンペやら…何かとイベントを企画してきた。
ヘルプで店舗に入っても、非常勤とは思えないほどスッと馴染んで、あっという間に患者さんたちとワイワイ騒いでいた。
大学生相手の企業説明会の後の打ち上げでは一緒に焼酎を飲み倒した。
彼はそんなに得意でもない焼酎を、私が飲めると言ったら面白がって一緒に飲んでくれた。
普段大酒を食らうのは好まない私だけれど、あの時は楽しかった~って思った。
入社1年目の私の緊張を完全に解してくれていた。
そんな思い出が蘇る。
ついこないだまで、あんなに豪快に笑っていたじゃない…って。
会社の人間で彼を知らない人なんていない。
きっと、皆がそんな思いを巡らせているだろう。
何故彼が死ななければいけなかったのか。
何故彼が死ななければならなくて、
何故私は生かされているのだろうか。
彼のような明るくて、賑やかで、時にちょっと騒がしすぎたけどw
でも皆に好かれていた人がどうして…
私なんかより、ずっと素敵な人間だったじゃない。
そんな思いさえ溢れてくる。
でも今この瞬間も私は生きていて、彼という人間を記憶している。
そうやってしっかりと記憶を抱えて生きなければ。
素敵な人がいたよ、ってきちんと覚えておかなければ。
会社の他の人達もそう思っていたら素敵だな。
そして私は少しずつでも自分を好きになろう。
好きになる努力をしよう。
自分を磨いて、
自分を好きになれるような、
そんな自分になろう。
そういえば、あいちトリエンナーレの床一面に敷かれたダンボールに自分の夢を落書きする企画で、
「自分自身を好きになって、人生をとことん楽しむ」
って書いてきた。
26歳の目標だな。
この間は,お久しぶりにお話ができて楽しかったです.
返信削除声をかけていただきありがとうございます.
ちょっと読ませていただいただけですが,
他人事じゃないと激しく感じました.
私の身近な人も9月に脳梗塞で倒れ,即日手術は成功しましたが,今もねたきり状態です.
「体も動かず,声も出ない状態で生き続ける方が
苦しいのではないだろうか?」
と思う自分の中に「鬼がいる」ことを実感しましたが,
それでも
「生きなければいけない」のだと思います.
答えはわかりませんけど.
ただ,僕も人生を楽しもうと思っています.
描かれた夢「最高だ」と思います.
素敵な生き様ですよね!
コメントありがとうございます。
返信削除こちらこそ、先輩と久しぶりにお話できて嬉しかったです!
難しい問題ですよね。
職業柄、延命治療とかそういった類のことについて考えることは多いのですが、やはり答えは出せません。
というか、出せるものではないのだと思います。
以前は、もしも自分が植物状態にでも陥ったら、もう何も治療もしないで消えさせて欲しいと考えていました。
けれど、この方の「死」を感じたことで、可能性が0%とという数字になる事の重大さを痛感しました。
何が正しいのかは分かりません。
でも、可能性が1%でもあるという事は、とてもとても素晴らしい事なのかもしれません。
奇跡が起きますように。。。