Everything is difficult, but everything is possible.
Jリーグ公式サイトを通して発表したTEAM AS ONE監督就任に対するピクシーのコメント。その最後に書かれていた一文。
…かっこいい。
特段捻りのある言葉でもないけど。
かっこいい。
タイトルはCoccoの愛称。
最近のファンはコッキーと呼ぶ人も多いみたいだけど、私には違和感が。
あっちゃんが良い。
で、昨日のMステ。
素晴らしかった。
私はそう思う。
特に興味の無い人にとっては、待機時間中ずっと俯いてて寝てるように見えた事のほうが面白かったみたいだけど。
そしてその映像がTVに映ったことで不快に思った人がいるのは当然だとも思うけれど。
彼女が、TVという、メディアに登場する。それも生放送で。
それだけで、長くファンである人達にはCoccoが物凄い覚悟を決めたんだと感じるだろう。
受け取る側には、結果として、不快な思いをさせたかもしれない。
でも、伝わったものも沢山沢山あったと思う。
沖縄の海を愛してやまない人。
その海が、沢山の人間の命を奪った。
思うに、彼女は自分が殺した、ってくらい背負っている気がする。
以前、原発のある青森県六ヶ所村も訪れている。
自分の愛する沖縄の基地問題と重ねて、深く語っていた。
何も出来ず、共存していくしかない、心の中で葛藤し続け、また大きなものを背負いこむ。
普通なら、そんなの仕方ないじゃん。って思いそうなことも、彼女は本当に自分の事として受け止めて、そして抱え込み、悩み続ける。
私が感じる彼女は、そんな人間だ。
苦手なTVに出てまでも、伝えたいことが、とてもとても大きな何かが、彼女の心にあったんだと思う。
血の気が引いていた。
身体が震えていた。
マイクを持つ手はもっと震えていた。
それでも、彼女は唄いきった。
全身全霊かけて。
それこそ、唄い終わったら倒れて死ぬんじゃないかってくらい。
私はね、またあなたに勇気をもらったよ。
Everything is difficult, but everything is possible.
追記。
翌日、Coccoのblogを読んでまた涙が溢れた。
彼女の選ぶ言葉って本当に素敵だ。
本気で語っているのがよく伝わる。
職業柄、言葉にはそうとうの気を遣うが、いつも自分の選んだ言葉で足りただろうかと不安になる。
足りることなんて無いのかもしれないけれど。
彼女には、言葉の選び方も教えてもらっている。
3/26付けの「from Cocco」是非読んでほしい。
今、TVなどで毎日見聞きする在り来たりな言葉とは明らかに違う、彼女の思いが詰まった、彼女自身の言葉で綴られた文。
http://www.cocco.co.jp/blog/
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