2010年12月19日日曜日

ご自由にどうぞ。

ちょっと遅めのお祝い。

先日、彼に誕生日プレゼントを頂きました。
これで正真正銘26歳。
自分の中で存在の大きな人に祝われると、それだけ実感も大きい。

ところで、このうさぎさん。
花器なんですね。耳のところに花を活けられるの。

うさぎさんの耳は自由自在。
活けるもので、花器自体の表情が変わる。

そんなわけで、今素敵なお花を探しています。(写真はとりあえず薔薇の造花を挿してみただけ。)


「自由」という言葉の重み。

今まで、幾度もその言葉を選ぶことの責任から逃れてきたように思う。

母が遠すぎると言うので、近くの高校を選んだ。
本当は奇跡的に合格していた私立高校に通ってみたい気もしていた。

両親が田舎過ぎるし雪国は心配だと言うので、ほぼ合格間違いない国立大学の2次を受けずに地元の私学に進学した。
医学部との連携が密で、かつ24時間使える図書館があることで有名な富山の大学に、本当は強く惹かれていた。

現在も数年前から頭の中に在る、一人暮らしに未だ踏み切れずにいる。
(これに関しては、両親の体調のことなども考慮しているので、なんとも言えない部分もあるのだが…)

一方で自分で選択してきたものも中にはある。
院に行くのを止めて就職したり、ライヴがてらあちこちを一人で歩いてみたり。
社会人サークルに顔を出してみたり、薬学系の勉強会に参加してみたり。

そういった行動は、自分の中で何かが足らない、変えたい、と強く感じた時に出てくる。
彼と一度離れていた時に、あまりにも心が荒んでいる自分を変えたくて参加したサークルやライヴは分かり易すぎて笑えてくるw

そんなくだらない事でも、小さな事でも、自分で決断する時には、誰かの意見に流される時よりも遥かに大きな葛藤があって、それが糧となっていく。
確実に何かを得られる。

そうと解っていながらも、踏み切れずに悩み続けるもの達があるのは、私が未熟で甘いからだろう。


うさぎの耳、納得の出来る形を創り上げたい。

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