2010年11月5日金曜日

語り合い。

先日、高校時代からの友人とお茶をした。
大学時代はそう頻繁に連絡も取っていなかったし、ほぼ会うことはなかったのだけど。
社会人になってからお互いがバンド好きだったり、
カフェでまったりするのが好きだったり、
ふらっと旅行することが好きだったり…
そんな共通点を思い出し、よく会うようになった。
なにより二人とも結構な期間彼氏もいなく、暇だったのが大きいw

そんな二人だが今は共に大好きな人がいる。
話の中心は今やバンドやライヴより彼氏のことである。
…変わったもんだなぁw

彼女は社内恋愛真っ只中である。
お互いの仕事内容や社内での人間関係などをよく知っているので、二人でいる時もそういう話が多いらしい。

で、ちょっと前に言い合いをしたらしいw

元ネタは友人の部署にいる仕事のできる先輩。
彼は確かに頭は良いし、できる人間の部類。
が、周りの人間からはどうも好かれていない。
原因は、友人が言うには、彼の仕事に対する、あるいは周りに対する態度。
自分が頭が良いことを分かっていて、“こんな仕事なんかとりあえずやりゃあ良いんだろ。こんな頭の悪いやつらなんか相手にしてられるか。”といった空気を醸し出しているそうだ。

彼女としては、
どんな仕事でももう少し誠意をもってやれないものなのか。
確かに貴方に比べればバカばっかりかもしれないがもう少し協調性がもてないものなのか。
なんにせよ、今置かれている環境を、仕事を、もう少し好きになる努力ができないものなのか。
その上で出てくる不満は向上心の現われであり、上を目指すことは悪いことではない。
だけど、今のままではただ単に毛嫌いしているだけだ。
と感じているらしい。

しかしそれを聞いた友人の彼氏は、
彼は元々頭が切れる人間で学歴も高いし、確かに今の職場には勿体ない人材だ。
彼がハナから仕事に不満を感じ、やる気をなくすのは仕方ない。
もっと彼の気持ちも分かってやれ。
と彼女に言ったらしい。

結局、ヒートアップするばかりで平行線を辿り、彼女はどうしても伝え切れなかった感じがするそうだ。

その話から、私達は仕事とは、誠意とは、学歴とは…なんて話を延々とした。

私はお世辞にも学歴が高いとは言えない。
だから、学歴どうのと言われると、バカバカしい…と思う癖がある。
そして資格社会で生きていてその中で生きる人間達を目にしているため、資格さえ持っていれば何でも良いのか?と常々感じている。


一方で。
学歴が高いのも、資格を持っているのも、少なからず努力した結果である。
常識的な人間が多いのも否定はできない。

………。

結局は、一人の人間を量るのにそんな単純なものでは決めきれないということか。
けれど、どこかに落としどころをつくらなければならない場合、学歴や資格が一番分かりやすいということか。

…やっぱりバカバカしい、と思ってしまう自分がいる。

それは別として、やはり今いる環境を好きになる努力をすることは必要なことだと思う。
自分の気持ちをプラス方向に動かすことで見えてくるものって沢山あると思う。
なんだって気に食わないことは悪目立ちしやすい。
それに対して完全に目を瞑るのは問題だと思うが、例えば、それを改善してやるくらいの気持ちを持ってみたらどうか。

誠意とはそういうところから生まれてくるものだと思う。
今一度、自分自身の態度を見直してみることにしよう。

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